2010-11-22(Mon)
先週は六本木の泉屋博古館と、大倉集古館に行きました。
泉屋の「幕末・明治の超絶技巧」という金属工芸の企画展、すげー緻密で綺麗な細工がいろいろあって、観に行ってよかった!絵画とかはあんまよくわかんないから滅多に観ないのだけど、金工ってわかりやすい格好良さだよな。刀装具、香炉とかのお香関連、花瓶、煙草の箱とか煙管、あとは自在置物(昆虫とか甲殻類とかの可動フィギュア)とか。当時の職人技マジSUGEEE!!
図録も買った(・∀・)《富貴図水差》ていうのカッコイイ!我が家にもこんなカッコイイアイテムが欲しいぜ…ものっそい高そうだから絶対買えないけどなw
年明けには他の地方でも開催されるので、かっこいい超絶技巧の金工に関心のある人は観に行くべき!
大倉のマイセン展は最初は行く予定なくて、急遽行くことになったので勉強不足で残念…
ランチは、ベラルーシ料理の店・ミンスクの台所で食べました。
予想してたのと違って、あっさりした味つけで美味しかったす(・ω・)サラダ+スープ+選べるメイン料理+選べるパンとかの付け合わせ+デザート+ドリンクで1000円だったかな?リーズナブル。
(追記:2022年5月閉店)
しかしまあ、川越から六本木一丁目まで乗り換え1回で行けるとは思わなかったね…有楽町線と副都心線に繋がってるのがあるんだねー。3回くらい乗り換えないと行けないんかと思ってたw東武東上線GJ!
2010-11-14(Sun)
最近なんか映画を観たい気分なので、木・金曜で2本観てきた(・ω・)
北欧の初恋ホラー『ぼくのエリ 200歳の少女』(YouTube予告編)と、リメイク時代劇『十三人の刺客』。
『十三人の刺客』は、グロ耐性のない人は観たらいけない残虐行為が多い作品なので、山田孝之、稲垣吾郎、伊勢谷友介、その他俳優につられて観に行くのは非常に危険っす!
以下はネタバレ含む感想メモ。
『ぼくのエリ』は、スプラッターな場面はあるけど話自体はホラーというほど怖くはない。
結末は、当事者的にはハッピーエンドだけど…みたいな感じ。エリの父親を装ってたオッサンでなんとなく今後が予想できてしまう。
観終わってからネットで検索して知ったのだけど、日本版では、ストーリーの解釈上で重要な場面にぼかしを入れてしまっていたのですね…?何故…
つかオスカーはいじめられっ子なんだけど、男のいじめも、女のそれと同様に粘着で陰湿だなあ。
『十三人の刺客』は、なんといってもSMAP稲垣メンバーの演じる残忍な殿様がスゴかった。出演者とか全然知らなくて観に行ったので吃驚…あの優男風の顔で、淡々とベルセルクばりの残虐行為ときたもんだ。四肢切断で舌を抜かれたダルマ娘の場面、怖いのとあまりの酷さで、普段そういうの平気な自分も涙目になってしまった
そんな暴君が老中職に就いてとんでもないことになる前になんとかしないと…というわけで、秘かに命を受けた島田新左衛門を始めとする12人の侍&1人の野人が、参勤交代の道中を狙って殿のお命頂戴仕るストーリー。
殿サイドにはかつての新左衛門のライバルがいて、お互い相手がどう出るかを探りながら進んでいくので、作戦は上手くいくのか!?ってハラハラした。
後半の決戦は長くてちょっとダレるつーか…三池監督作品の特徴かもしれないけど、クロゼロもそうだったよなあ。でも一対一じゃなくてなんかわけわかんない混戦ってのがこの作品的にしっくりくるか。この状況で最初からタイマンとかは変だもんなw
新左衛門が決戦の場所で「みなごろし」の紙を掲げるのはゾクッてきた。ダルマ娘さんが家族のことを聞かれたときに、筆を咥えて「みなごろし」って書いた紙ね。
最初から最後までシリアスな話じゃなくて、途中で出会う山の民の小弥太の存在が笑えて和む。いきなりアッー!とかフイタwwww
(2015-02追記)『ぼくのエリ』は、『モールス』(YouTube予告編)という題名でハリウッドリメイクされています。